エッセイ
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私の3つの敵
私の3つの敵は「妄想」、「風邪」それから「睡眠」だ。
妄想は、一番の敵だ。プラスになる妄想もあるときもある。けれど私の場合はほ
とんどはマイナスの妄想だ。
妄想がおこると、勉強に集中できないし、彼ともうまくいかない。昔のことを思
い出して、あの時あの人に嫌われていたとか思い出す。そして、とりとめのない
思い出に想像が付け加えられているようだ。
そんな妄想をして、自己嫌悪になるぐらいなら、眠ることにしている。「夢」を
みて、発散をする。「夢」をみて心の治療をするのだ。
「睡眠」には「夢」をみることが多いので、味方かもしれないが、時間をとられ
るので「味方」ではないかもしれない。
しかし、夢を見ない睡眠もある。「夢」は味方だが、「睡眠」は味方でもないか
もしれない。私にとっては睡眠に時間をとられることを攻めたり、自己嫌悪にな
ってはいけない、という意味で敵なのだろう。
最後の敵は、「風邪」だ。今の精神状態から、風邪は一番やっかいな存在だ。風
邪にかかると、体調も精神状態も悪い。具合が悪いので気分も悪く鬱々し、それ
でまた風邪を引きやすい。
しかし今一つの味方ができた。「マウスウォッシュ」である。
母が、口のなかの虫歯菌、雑菌なとが心筋梗塞の原因になっているという講習を
聞いた影響で、最近家族は「マウスウォッシュ」にはまっている。「マウスウォ
ッシュ」は風邪にもいいそうだ。マウスウォッシュは家族にも好評だ。
しかし、今日は10回もマウスウォッシュをしている。体がだるくなるたびにし
ている。マウスウォッシュをするとよく眠れるし、体が軽い分心も軽い。
欝状態から抜け出せるきっかけにはなるかもしれない。けれど目安は3回なので
10回は使いすぎているようだ。
衰弱しすぎている自分に不安は感じるが、「夢」と「マウスウォッシュ」で回復
を願いたい。
病は気から?
昔から「病は気から」と言われています。気持ちで病になりにくいとか、治るということでしょうか。このことばにあるように「気持ち」を強くもつことを評価しているように思います。
多少の困難なら、「気持ち」で解決できるなどという、多少強引な解釈さえしている人もいるかもしれません。
その言葉にも、一理あるとは思います。気持ちを前向きにもつか、そうでないかで風邪の治り具合に違いがあると思います。しかし、風邪にかからないで元気でいられるほど「気持ち」は強くもてないのが正直なところです。
最近風邪をひきやすいと感じていました。楽しいことをしたり、前向きにしようとしたりするのですが、風邪に打ち勝つことはできないかもしれません。
特に、欝状態の人にとってはさっきのような言い伝えは適切ではないとおもいます。
欝状態の人にそのようなことばは逆効果かもしれません。
欝状態になりやすい人は、「気を強く持とう」と意気込みすぎたために、その限界状態にいるのだと思います。「病は気から」と言うことばの限界でもあるとおもいま
鬱病患者はマイノリティー?
今日、塾で読んだ資料で、「人種のるつぼ」だったアメリカが「多文化国家」へ
と変わってきているという記事を読んだ。10年前の記事だけれど、現在にも当
てはまっている。
今までは「無視」されてきたマイノリティの文化に注目されてきているのである。
私個人の理由として、マイノリティーの人口増加や、彼らの文化が社会全体に影
響を与えているせいだと思う。マイノリティとはネイティブインディアンやヒス
パニックなどだと思う。黒人も当てはまるかもしれない。
話は変わるが、時代によってマイノリティ ーが変わるのはおもしろい。19世
紀、20世紀のアメリカでは、黒人や女性の作家をマイノリティにあたるそうだ。
日本でマイノリティーは鬱病患者がマイノリティーになるかもしれない。
鬱病患者が社会に与える影響が大きくなれば、無視できない存在になる。
すでに影響を与えているかもしれない。
例えば、病院で「鬱病」と診断するようになったのは、鬱病患者が社会で無視で
きない存在になってきたこてを表していると思う。
病院で薬だけでなく、カウンセリングによる療法もできるかもしれない。
鬱病の患者が増えているとしたら、それだけ現代はストレスの多い環境ということだろう。
現代人はストレスとどう向き合うか、そして心の問題とどう取り組むかが今後の課題になると思う。
ストレスを解消できずためてしまう人は欝になる。うまく発散する人は、趣味に打ち込むかもしれない。
あるいは周りにかまわず、わがままに行動するかもしれない。
どちらにせよ、ストレスの増加は鬱病患者が増え、自己中の人が増え、道徳やモラル、行儀が低下することはさけられないだろう。
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